【東京都】最大1,000万円の支援!ピンチをチャンスに変える「創意工夫チャレンジ促進事業」

皆様、こんにちは。

5月も最終日となり、服装も少しずつ夏仕様へと変わる時期になりましたね。

最近、経営者の皆さんとお話ししていると、「これまでのやり方では、どうしても利益が出にくくなってきた」というお悩みをよく耳にします。

いうまでもなく、環境の変化に合わせて事業を「深化(ブラッシュアップ)」したり、「発展(新しい挑戦)」させたりすることは、企業が次のステージへ進むための大切なステップです。

ただ、頭では分かっていても、資金面の不安からなかなか一歩を踏み出せないこともありますよね。

そこで本日は、皆様の背中を力強く押してくれる東京都の新制度「令和8年度 経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」について分かりやすく解説いたします。

創意工夫チャレンジ促進事業

この制度は、物価高騰などの影響で一時的に業績が落ち込んでいる東京都内の中小企業が、自らの”創意工夫”によって現状を打破するための取り組みを資金面からサポートしてくれるものです。

※情報は2026年5月31日時点のものです。詳細や最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
参考:東京都中小企業振興公社
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/soui-challenge/ippan/index.html

■ 誰が使えるか?

  • 東京都内に本店や支店がある中小企業・個人事業主の皆様
  • 直近の決算で「営業利益が前の期より減っている」または「赤字(損失)になっている」企業様
  • 大企業の子会社等ではないこと

■ どんなコースがあるの? 自社の課題や目的に合わせて、3つのコースから選べます。

  1. 業務改善コース(上限600万円 / 助成率 2/3)
    今の事業をより良くするためのコースです。最新設備の導入で生産性を上げたり、新しいサービスを開発したりする費用に使えます。
  2. 賃上げ重点コース(上限600万円 / 助成率 3/4 ※小規模企業は4/5)
    事業の改善と合わせて、従業員のお給料を上げる(賃上げ計画を立てる)ことで、助成率がアップするコースです。組織のモチベーション向上にも直結しますね。
  3. 新市場・新分野進出コース(上限1,000万円 / 助成率 2/3 ※賃上げ等で最大4/5)
    これまでの事業の強みを活かし、全く新しい市場や分野にチャレンジする方向けの大型コースです。

■ 何をすべきか?(申請に向けたステップ)

  • まずは「GビズIDプライム」の取得をしましょう
    電子申請に必須となります。取得に2〜3週間かかるため、早めのお手続きをおすすめします。
  • 「事業計画」のストーリーを描きましょう
    単なる「古くなった設備の買い替え」は対象外となってしまいます。
    自社の強みをどう活かし、どんな創意工夫で現状を変えるのか、という前向きなストーリー作りが審査の鍵を握ります。
  • 専門家との壁打ちを活用しましょう
    この助成金の素晴らしいところは、採択されると「専門家の無料派遣」が受けられる点です。
    第三者と壁打ちをしながら事業を進められるので、非常に心強いはずです。

募集はコースによって3ヶ月ごと、または年2回のタイミングで設定されています。

今からじっくりと準備を始めれば、次回の申請に十分間に合います。

【編集後記】

「業績が落ちている時」というのは、どうしても守りに入ってしまいがちです。

しかし、実は経営の仕組みを見直したり、新しい種をまいたりする絶好のチャンスでもあるのですね。

ピンチをチャンスに変えるための資金として、ぜひこうした制度を上手く活用していきましょう。

「うちの会社でも使えるかな?」「どんな事業計画を書けばいいんだろう?」と迷われたら、一人で抱え込まず、いつでも私にご相談ください。

当事務所では、会計の数字だけでなく、経営者様と一緒にワクワクする未来のビジョンを描くお手伝いもしております。

じっくりお話をお伺いしますので、どうぞご安心ください。

今週も皆様にとって、実り多き素晴らしい一週間となりますように。