ピンチを成長の糧に。環境変化を乗り越える「創意工夫」
皆様、こんにちは。塙公認会計士事務所の塙 健一郎です。
大型連休も明け、本格的に業務が再開し、少しずつ汗ばむ日も増えてきましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
「ピンチや環境の変化は、組織が一段階成長するための最高の『問い』になる」といわれます。
原材料高や人材不足など、中小企業を取り巻く現在の経営環境は本当に厳しいものがあります。
でも、見方を変えれば、自社の強みを見つめ直し、新たな「創意工夫」が生まれるチャンスでもあります。
本日は、まさにそんな東京都内の中小企業の皆様の「創意工夫」を力強く後押ししてくれる、最新の補助金制度についてご紹介しましょう。
【最新情報】東京都「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」のご案内
※情報は2026年5月9日時点のものです。要件やスケジュールなどの詳細は、必ず東京都中小企業振興公社の公式サイトをご確認ください。
今年度(令和8年度)から東京都で新たにスタートしたのが、「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」です。
事業環境の変化を課題と捉え、それに立ち向かうために既存事業の「深化」や「発展」に取り組む企業に対し、必要な経費の一部を助成してくれる非常に心強い制度となっています(※コースにより最大1,000万円など手厚い支援が用意されています)。
どんな方が使えるか?
- 東京都内で実質的に事業を営んでいる中小企業者や個人事業主の方
- 直近決算期の営業利益が前期決算期と比較して減少していたり、直近決算期において損失を計上しているなど利益の確保などに課題がある方
- 自らの「創意工夫」によって経営基盤を強化しようと計画されている方
どんな取り組みが対象か?(業務改善コースの一例)
- 既存事業の「深化」(質を高める取り組み)
- 高性能な機器や高効率・省エネ設備の導入による生産性向上
- 既存の商品やサービスの品質向上・高付加価値化
- 既存事業の「発展」(新たな展開を図る取り組み)
- 新しい商品やサービスの開発
- 商品・サービスの新たな提供方法(新システム等)の導入
※単なる老朽設備の維持更新や、現在の事業と全く無関連な取り組みは対象外となる点にご注意ください。
今、何をすべきか?
- 自社の強みと課題の棚卸し
まずは、どのような「創意工夫」で経営基盤を強化するか、社内でアイデアを整理しましょう。
- 「GビズIDプライム」アカウントの取得準備
申請は国が提供する電子申請システム(Jグランツ)で行うため、アカウントを早めに取得しておきましょう。
- 公募期間内のオンライン申請
- 【直近の申請期間】2026年5月11日(月)14時 ~ 5月29日(金)16時
※週明けからの受付開始となります。先着順ではありませんので、焦らずしっかりと計画を練って申請することが大切です。直近の締め切りは少しタイトですが、今年度の大型予算事業ですので、今後の追加募集に備えて今から準備を始めておくことを強くお勧めします。
【編集後記】
補助金や助成金の申請書を作成するプロセスは、実は「自社がこれからどうありたいか」を見つめ直す、素晴らしい経営の棚卸しの時間でもあります。
「うちの会社のこのアイデアは対象になるかな?」
「何から手をつければいいだろう?」
と迷われたら、一人で抱え込まず、ぜひいつでもお気軽にご相談ください。
当事務所では、コーチングの視点も交えながら、経営者の皆様の頭の中にある思いを言語化し、実行に移すための伴走サポートをさせていただきます。
今週も体調に気をつけながら、一緒に元気に前へ進んでいきましょう!

